三人の子ども達の中で、ただひとり、娘は 母乳のみで育ちました。
長男は、三ヶ月頃に、私の母乳の出が悪いのに 怒って、
母乳を飲もうとしなくなり、その後は、ミルクで育ちました。
娘は、三ヶ月頃に、やはり 母乳の出が悪くなったのですが、
ミルクを与えると、哺乳瓶の吸い口が嫌いで、
プイと口から はずしてしまい…ミルクを飲まないので、
仕方なく母乳を与えていたところ、そのお陰で、
また出るようになり、なんとか 母乳のみで、育ちました。
四ヶ月頃になると、ベビーサークルの柵を、足で トントンと蹴飛ばしたり…
柵の隙間から、足を出していたり…
女の子なのに、元気がいいなぁ…と、思っておりました。
腹ばいになる頃には、サークルの中で、腹ばいになり、
寝返りを打とうと、首を上げ、顔を真っ赤にして 挑戦するのですが、
なかなか上手く 寝返りが打てなくて、
とうとう 力尽きて…
顔をペタっと、横に向けて ひと休みしている姿に
家族の笑いを誘っておりました。
面白いなぁ…と、いつも見ていて飽きない娘の姿でした。
ハイハイは、あまりせずに、すぐにつかまり立ちをして、
11ヶ月で、歩き始めました。
よほど、母乳が気に入っていたらしく、2歳を過ぎても、
家の電話が鳴る度に、遊んでいるのを中断し、
慌てて、私のところに飛んで来て…
「 抱っこ…」と言って 膝に乗り、通話中ずっと
おっぱいにしゃぶりついて いました。
通話が終わると、すぐに私から離れて遊び出すのですが
また、電話が鳴ると、何をしていても、もの凄い勢いで やって来て…
再び、私の胸に飛び込んで来ていたのでした。
そんな娘でしたが、3歳2ヶ月の時に 二男が産まれると
きっぱりと、私に甘えるのをやめて、
おっぱいにしゃぶりつく事をしなくなってしまいました。
二男は、陣痛が始まってから、1時間後に産まれるという、
医師も駆けつけるのが間に合わないくらいの
超スピード出産でした。
朝の出産でしたので、産後、すぐに 昼食が出たのですが…
もう、食べていいんだ…と、びっくりしている私の前に、
特大おにぎり一個と、普通サイズのおにぎりが 一個、運ばれて来て…
更に、驚いてしまいました。
ふと、目をやると…
特大おにぎりに、目が点になっている娘の姿が…。(笑)
あまりの巨大さに、特大おにぎりを 凝視していたのです。(笑)
私が見ても、かなりの大きさでしたから、
3歳の娘には、それはそれは、大きく見えたのでしょう…。
私は、普通サイズのおにぎりを 娘に渡しましたが、
娘は、あまり反応が無く…
私が 特大おにぎりを食べているのを、ジ〜っと 見つめていたのでした。
娘は、今でも、その時の事を良く覚えていて、
こ〜んな大きな おにぎりだったと、
両手で、自分の顔くらいの大きさを作ってみせて…
「 お母さんは、あんなに大きいおにぎりを食べるんだ と、
ものすごくビックリした。」 と、話してくれます。
さすがに、顔ほどの大きさは ありませんでしたが…
出産後すぐに食べるには、少々 大き過ぎな おにぎりでは ありました。
でも、「 食べなきゃいけないんだ…」と、
すごく無理をして…食べたのでしたが…
私の事を心配してくれるでもなく、
産まれたばかりの弟に 興味を示すでもなく…
特大おにぎりだけを凝視していた娘の姿が 忘れられません。(笑)
ちなみに、産まれたばかりの弟については…
「 この赤ちゃん、誰?」
「 ○○ちゃんの弟だよ…。」
「 ふ〜ん…。弟って、何?」
と、こんな風な やりとりでした。(笑)
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