二男は、とても愛嬌のある子どもで、
我が家には 珍しく、いつも にこにこと よく笑う子どもでした。
上の二人は、年子でしたから、育児を楽しむ余裕などなく、
ただ ひたすら、育児と家事をこなすだけの毎日でしたが、
育児も 三人目になると、私にも、余裕が出てきて…
何をするにも、楽しんで 育てておりました。
三人目は 可愛いよ…と、よく聞いていましたが、
ただでさえ可愛いと思うのに、神様が下さった子どもだと考えると、
なおさら、可愛くて 仕方ありませんでした。
自分には、母性本能がないのではないかと、真剣に悩んだ事も、
自己嫌悪に陥った事も、まるで無かったように、
子どもへの愛しさが 湧いてきて…
自分でも、信じられないような気持ちの変化に、
驚きと感謝の日々を過ごしたのでした。
そんな二男に、障碍があるなんて…
夢にも思いませんでした。
ある時、私は、ミニカーを机の端に並べて遊ぶ 二男の目つきを見て…
何か、異様なものを感じたのでした。
長男も、二男と同じように、ミニカーを並べていましたが、
その目に違和感を感じた事は、一度もありませんでしたから、
二男のなんとも言えない異様さは、私の不安を強くしたのでした。
もしかしたら、この子は、 何か 人と違うのではないか…
そんな不安が、一気に襲って来て…
私は、主人や義母に相談したのでした。
ところが…
主人も義母も、全く相手にしてくれず、
何を心配しているのだ と、言わんばかり…
私は、更に高まる不安を 無理やりに抑えつけて
暮らしていたのでした。
やがて…
二男に 大きな変化が 現れて…
私は、自分の予感が 的中した事に、ショックを覚えたのでした。
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