日常の娘との何気ない会話が、
全く異なる方向に逸れてしまう事が よくあります。
笑って話をしていても、いつの間にか、
別の話に展開し、気が付けば、言った 言わないのバトルになっている事も…。
楽しいはずの会話が、とんでもない結末になってしまうのは、
娘の思い込みと、想像力の所以です。
先日の事…
主人が病院に行き、その検査結果を聞いた娘は、
数値が下がっているのが気になり始め、
ダイエットのために買ったエアロバイクをするようにと、
主人に話していました。
ところが…
主人は、聞いているのかいないのか
ウンともスンとも言わず…
黙って、テレビを見ているだけで、知らん顔…
段々と、娘のイライラが始まりました。
「 せっかく買ったのに…」
「 全然やらない!」
「 もう、頭に来た!」
私は、そばで聞いていましたが、主人が何も答えないので…
「 そんなに パパの病気を心配しなくても…
パパは、ドクターから話を聞いて、薬も貰って来たんだから
必要なら、自分で ちゃんと運動するんじゃないの?」
「 パパの事で、心配して 言うことを聞かないからと腹を立てると
イライラして、具合が悪くなっちゃうから
あんまり怒らないほうがいいよ。
言いたい事だけ伝えたら、後は、パパに任せておけばいいんじゃない?
どうしても 心配なら、お祈りしてあげればいいんじゃない?」
と、娘に話したのでしたが…
すると、
「 あの時、パパは こう言ったんだよ!」
「 はっ? 」
「 お母さん、どうして怒らないの?
パパは、あんなに酷い事を言ったんだよ!」
娘は、10年以上前の話を 突然もちだして…
その事に腹を立て、怒り始めました。
当の主人は、私と娘の言い合いにも、全く無関心で、
テレビを見ています。
私は、あまりの無関心さに呆れながら、娘との会話を続けていました。
「 どうして、突然 話題を変えるの?
それに、その話は もう済んだ事だし…
10年以上も前の話を、わざわざ言わなくてもいいんじゃない?
そんな事は、もう忘れているし…」
「 忘れてなんかいないよ! 忘れられないよ!」
「 どうして 話題を変えるの?
さっきの話と全く関係無いでしょ?」
「 高校の時も、同級生に、『一生こうだよ!』と、言われたよ。」
「 えっ? 何の事?」
娘は、同級生との会話の途中で、突然に話を変えて、
盛り上がっている話の流れを止めたのを指摘されていたようです。
「 それは、突然に話題を変えたからだよ。
話を変える時は、話変わるけど…とか言えばいいんだよ。」
「 ええ〜っ! わかんな〜い!」
「 わかんな〜いじゃなくて、会話のマナーなんだから、
覚えれば いいんだよ。 みんな、子どもの頃から学んで来て
出来るようになるのだけど、あなたは、それを経験していないから
マナーを知らないだけなんだから。マナーを学べばいいんだよ。」
娘は、ブツブツ言っていましたが…
昔買ったマナーの本を探し出して 目を通したり、ネットで調べたりしていました。
ひとしきり時間が経ち、私は、iPadを見ていたのでしたが…
突然、娘は、私に向かって
「 今、私に、『 死んでしまえ!』と、言ったでしょ?」
「 お母さんが、私に、『死ね! 』と、言った!」
と、言い出しました。
「 はっ??」
「 何も言ってないよ。黙って、iPadを見ていただけだよ。」
「いや、言った! 聞こえたもん!」
「 言ってないよ!」
「 どうせ、私の事をバカだと思っているんでしょ?」
「 一生、治らないと思っているんでしょ?」
一度こうなると、娘の感情は、一気にヒートアップしてしまいます。
それからは、「 言った!」「 言ってない!」のバトルになって…
ついには、「 家を出て行くよ!」に なってしまうのです。
言ってもいない事を、言った! と言われ、私も、段々と冷静さを失って行き、
口論になってしまいます。
すると、娘は、
「 お母さんに怒られた。」とか、「 お母さんが、私をいじめる!」とか言い出して、
「 お兄ちゃんや、弟ばっかり可愛がって、私には冷たくする!」
と、話が違う展開になっていくのです。
何気ない会話が、急展開に バトルへと変貌して行く…
もう、何年 同じことを繰り返していることか…
どこにも、ぶつけることの出来ない いたたまれない気持ちを
ただひたすら、祈ることで、心を沈めている毎日です。
どうか、今日も、穏やかな一日で ありますように…
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