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成人してからアスペルガー症候群と診断された娘。 全般的発達障碍+重度知的障碍の二男。 子ども達との生活は、山あり谷あり。 今日という日をしっかり生きて、明日に繋がるように 祈り続けたい・・・
2018/04月
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娘の入院から5日後・・・
主人は、肺腺ガン摘出手術を受けました。

「 朝8時に病室まで来てください。それから、皆で手術室に行きます。
手術は、6時間かかります。家族の方は、手術が終わるまで 家族控え室で待機して下さい。」


主治医の言葉通り、手術日の朝、長男と二男、私で 主人の病室に行きました。
すると、間も無く、主治医が顔を出し、「 行きましょう!」と誘われて…
ぞろぞろと、皆で エレベーターに乗り込みました。

手術室のある階で降り、手術室と家族控え室と二手に分かれると、
「じゃあ…。」と言って、主治医は、主人を連れて 手術室へと向かって行きました。

ストレッチャーに乗せられた主人を、手術室の扉の前で見送るのだと、
想像していた私たちは、手術着に着替えた主人が、
主治医と手術室に歩いて行く姿を見送って…
なんだか、想像していた場面と、あまりにも違う状況に、戸惑いを感じながらも、
それほど、簡単な手術なんだ…と、ホッとしたのでした。


家族控え室に入ると、小さなテーブルと椅子が いくつも用意されていて、
そこには、私たちと同じように待機する家族が、何組もおりました。

6時間もの時間を、狭い控え室で過ごすのは、二男がキツそうだと考えた私は、
長男に頼んで、二男と家で待機するように告げ、
私ひとりが、家族控え室に残る事にしました。


私は、病院の売店で雑誌とお茶を買い、控え室で過ごしていました。
ふと、娘は、今頃どうしているだろう…と、考えました。

きっと、心配で眠れない一夜を過ごし、
きっと、今、必死で祈っているだろう…娘の姿を想像しました。
この場にいなくて、良かった。
この空間と時間に、娘は耐えきれないだろう…と、
改めて、入院させて良かったと思ったのでした。


それから、何時間が過ぎたでしょうか…。
私は、Twitterの友人たちに呟いていました。

私の呟きに、すぐさま、返信をして下さり、友人たちは、優しい温かい言葉を
たくさん、私に かけて下さいました。
大丈夫、大丈夫! と、力強い言葉を たくさん下さったのでした。

ネット上で知り合い、名前もお顔も知らない友人たちが、心をひとつにして、
私のために、主人のために、祈って下さいました。

その祈りが、本当に嬉しく、どんなに私の支えになった事か…
不安が消えて、どんなに心強く、力をいただいた事か…

親戚よりも身内よりも、そばにいて寄り添って下さる友人たちに、
感謝の気持ちでいっぱいでした。



3時間が経過した頃、控え室の扉が開いて、
「手術が終わりましたよ。」と、ある家族が 呼ばれました。

次々に、手術が終了し、その度に 看護師が控え室の扉を開けて、
待機中の家族に声をかけるのを、私は、ぼんやりと眺めておりました。
だんだんと、待機中の家族の数が減っていき、控え室は、静まりかえっていました。


その時・・・

「 終わりましたよ!」と、看護師では無く、主治医自らが 控え室の扉を開けて、
私は、呼ばれたのでした。

6時間も経っておらず、予定より早い終了で、長男も二男も家に居て 間に合わず、
また、直接、執刀した主治医が呼びに来た事に、私は、驚きながらも、
主治医の後を着いていきました。

小さな部屋に案内されて、椅子にかけると、主治医は、
「 全部、取れました。取ったものを見ますか?」と、仰いました。

一瞬、驚きましたが、私は 「はい!」と、返事をしました。
すると、「ちょっと待ってて!」と主治医は、部屋を出て行きました。
私は、深呼吸を一つして、主治医を待っていました。


主治医は、部屋に戻ると、ステンレスの膿盆に乗せた物を、
「これです。」と、自分の手のひらに乗せて、私に見せて下さいました。

赤黒い色をした それは、三角の形をしており、綺麗な物でした。
「 肺には、これと同じ肺葉が5個あって、そのうちの1個を取りました。
ガンは、これです。」
主治医の指差した場所には、4〜5cmの塊がありました。
私は、へぇ〜と思うだけで、思ったより綺麗な肺葉を眺めていました。

ガンは、全摘出来、転移もないとの主治医の言葉に、私は 安心したのでした。
こうして、主人の手術は成功し、心配していた合併症も起きずに、無事に終了したのでした。

東京でお世話になった教会の教会員の方々や、
Twitterの友人たちの祈りと願いが届き、
私は、たくさんの優しい人たちに支えられている自分を、改めて認識し、
神様に感謝したのでした。





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プロフィール
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自己紹介:
子ども三人の母です。
成人してからアスペルガー症候群と診断された娘と、全般的発達障碍+重度知的障碍の二男との暮らしは、山あり谷ありですが、楽しく暮らしています。

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LITALICO(りたりこ)発達ナビのコラムに記事が掲載されています。

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